日立製作所 ルームエアコン 室外自己診断点検表
(インバータ&PAM編)
・自己診断名称での「※印」モードは、圧縮機のU・V・W相を外し運転すると、電気品か冷凍サイクルかの判断ができます。 (サービス実践マニュアル参照)
・室外機側の自己診断表示ですが「リモコンで室内表示ランプ」に室内外の自己診断を表示させる事ができます。 (機能有無はサービス実践マニュアル参照)
自己診断しない
1.パワー電源はPMの+-間端子で測定
1.パワー電源はPMの+-間端子で測定
2.制御・電源基板の指示電圧を確認(DC5~43V)
3.オシロスコープ等の測定器が必要の為、基板交換
4室外単体運動(S/S信号)とC・D端子の逆接続をし、テスターで振動確認(REQ信号)
(P02の③④ピンを短絡レ電源を投人すると運転する)
1回点滅
リセット停止
1.始動時の電源5V~43Vまでの基板指示電圧
2.室内ファン、室外四方弁等、リレー駆動時の電圧ドロップまたは接触不良確認
診断方法:室内異常信号防止の為、CD端子を外しサービススイッチ(冷房)で運転確認
「室内ファン」送風モードか冷房32℃で運転
「四方弁」暖房32℃で運転確認
リセット停止
1.サービススイッチで運転確認
2.室外単体運転(S/S信号)とC・D端子の逆接続をし、テスターで振動確認(REQ信号)
2回点滅
ピーク電流カット※
1.PM・IPM・SPM導通チェック
2.ドライブ&PRDチェッカーで確認
3.DC280V電圧チェック
4.圧縮機抵抗チェック・圧縮機単体運転
3回点滅
異常低速回転※
1、PRDチェッカーで確認
2.制御基板交換
3.DC280V電圧チェック
4.圧縮機抵抗チェック・圧縮機単体運転
4回点滅
切換失敗※
1、PRDチェッカーで確認
2.制御基板交換
3.圧縮機抵抗チェック・圧縮機単体運転
5回点滅
過負荷下限カット※
1.室外機のショートサイクル(風向の変更・風向ガイド)
2.室外熱交換器の汚れ及び目詰まり(洗浄)
3.室外機が直射日光による過負荷日除けテント)
4.室外FMが正常に駆動しているか(動作確認)
5.室内フィル外及び熱交換器の目詰まり(掃除・洗浄)
6.室内FMが正常に駆動しているか(動作確認)
7.冷媒のオーバーチャージをしていませんか(冷媒の入れ直し)
8.パワー電源(PAM・DC 140~390V INV・DC280V)の確認
9.制御電源(DC12V)INVのみ
10、PRDチェッカーでドライブ回路とPMチェック
11.冷凍サイクル(圧縮機・配管潰れ・電動膨張弁詰り動作不良)
12.室外機電流検出回路異常(基板交換)電源の破認
6回点滅
OHサーミスタ温度上昇
1、OHサーミスタ抵抗測定
2、OH電圧測定、CN接触不良
3.ゲージ圧力
4.圧縮機抵抗チェック、圧縮機単体運転
5.電源投入1分後に電動膨張コイル(開状態)外し、運転しながらゲージ圧力チェック
7回点滅
サーミスタ異常
1.全サーミスタの抵抗測定
2.接触不良の確認
3.サーミスタ電圧測定(異常時は5VかOVになります)
8回点滅
増速不良※
1、PRDチェッカーで確認
2.圧縮機抵抗チェック・圧縮機単体運転
3.圧力チェックし、異常な場合は、定格の冷媒を封入
4、PMの+-間で電圧チェック
9回点滅
通信エラー
1、C-D問電圧測定
2.室内基板の指示電圧測定
3.室外C・D端子を外し、マイコンのSDK受信人力)をテスターで測定(振動確認)
10回点滅
電源電圧異常
1.室外端子台A・B問電圧測定
2、PMの+-間で電圧チェック
3.パワーリレー、運転リレーの二次側にAC100V,200出力破認
4.誤接続・未接続がないか確認
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